仕事やレポート、テストの締め切り間近のため生活習慣が乱れてしまったり、
心配事があり考え込んでしまいうまく寝付けないことありますよね。
今回は一過性の不眠であれば市販薬でも対応が可能なので説明させていただきます。
市販薬では対応できない症状
まず、市販薬で対応できる症状なのか確認が必要です。
・不眠が週に2・3日以上続いている
・不安感やうつ状態が続いている
・イライラや不安感が強い
・痛みなど身体的症状に伴い不眠がある
・精神科への通院歴がある
・15歳未満である
・妊娠中・授乳中である
市販薬で対応できる症状
・普段は快眠
・徹夜や心配事があり、いつもの時間に寝付けない
・寝つきが悪い以外に、特に症状はない
他に飲んでいる薬や病気があれば話はまた変わってきますが、
この程度の軽度の不眠であれば試していただいてもいいかと思います。
市販薬の種類
有名なのが、ドリエルですね。
成分はジフェンヒドラミンといい眠気が強い抗ヒスタミン薬になります。
ほかの会社でも同一成分の薬が出ているので切り替えるときは薬剤師や登録販売者に確認するといいかと思います。切り替えても同じ成分であればやはり改善はしくにいかと思います。
鼻炎薬を飲んで眠くなったことがある方がいるかと思います。副作用と言われる眠気に注目した商品ですので決して強い成分であったり、依存性などはありません。
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精神科などの医療機関で睡眠薬をもらって飲んだことがある方だと、効果はほとんど感じられないかもしれません。
そのくらい医療用の睡眠薬とは効力が異なりますので、効かないからと言って、たくさん飲まないようにしてください。また、高齢の方は眠気が強く出ることもあります。
お試しでも服用せず、受診の際に不眠について相談してください。
副作用が少ないものとなると漢方になるかと思います。
不安であったり、イライラの高ぶりを抑える効果もあるので精神面での不眠であれば抑肝散製剤がおすすめです。
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他には、「ウット」という商品もあります。
こちらは、不眠に直接的な効果はありませんが、イライラを緩和してくれる商品です。
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あと、よく並んでいるのが、「パンセダン」。
こちらもウット同じリラックス効果ですが、成分がパッシフローラエキスなどの漢方やハーブで出来ているところが異なります。
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睡眠改善薬の飲み方
布団に入る直前に飲むのではなく、寝たい時間の30分前に服用してください!
薬が効くまでに30分以上かかります。飲んですぐ効くわけではありません!
布団に入る直前に飲むと、「飲んでも効かない」「聞くのが遅い」と感じることになります。
そう感じると負のスパイラルに入ってしまうので服用タイミングは守ってください。
不眠の改善方法
お薬を飲んで改善するだけではなく、薬がなくても眠れるようになっていただければと思います。
お酒を飲むと入眠はいいかもしれませんが、眠りは浅くなり疲れはとれません。過度な飲酒を控えてほしいので嗜む程度でやめる努力をしてみてください。
携帯やゲームは、手軽で寝るギリギリまで出来てしまうのですが、ライトを浴びると眠くなりにくくなってしまうので、気づいたら夜更かしになってしまいます。時間を決めてやるようにしてみてください。寝る前は目を休めるように!
テストやレポート・仕事などコーヒーをたくさん飲んで起きていようとすることがあるかと思いますが、該当期間が終わったのであれば摂取量を減らすようにしてください。
夏場は寝室をエアコンなどで快適な温度にしてから入ると寝つきがよくなります!
ラベンダーやカモミールなどのリラックス効果のあるアロマやハーブティーを飲むのもいいかと思います!
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